妻谷尾の作業道から比丘尼端へ
永谷の妻谷尾林道から、新たに作業道がついたということで行ってきました。
林道入口から数百m進んだあたり、上の写真が作業道の起点です。
ここからは歩き。
山の境界を教えてもらいつつ、どんどん進んでいくと…
眺めの良いところへ。
写真には写っていませんが、万願寺の鉄塔や野尻の集落あたりまで見えました。
そこからさらに進むと、眼下になだらかな場所が。
この平場がいわゆる「比丘尼端※」と思われます。
昔むかし、ここに尼寺があったとか。
眼下にはちょうど馬こかしの断崖が正面に見え、こちらの方が高所です。
この平場のすぐ下にも平場があるようでした。
※「比丘尼端」のことを初めて聞いたのは、以前『密通と逢瀬の谷』の記事で孫左の念仏堂のことを調べていたとき。
「そちの山にもそういう場所があるがな」と新助さんから教えてもらいました。
これについては恥ずかしながら初耳で、父も知らない事でした。
比丘尼端らしき場所はかなりの広さ。
永谷のこのあたりは色々と伝承が残っていて興味深い一帯なのですが、なんせ谷は深く県道からの斜面は急。
この作業道がついたことで、ようやく来ることが叶いました。
【この周辺の過去記事】
この日は山の境界まで作業道を進み、そこで引き返して終了。
目一杯スギ花粉を吸い込んだせいで、鼻水が止まりません。
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