竹落葉と松蝉
鮮やかな緑に覆われた山々を見渡すと、
竹林がことごとく黄色く紅葉して葉を散らしています。
どういうわけか、それが今年はやたらと目について
アレ?毎年こんな風になっていたか?と
少し気になっておりました。
去年暑かったから?何か異変か??と…。
父に尋ねると、竹は筍の時期が終わったら
黄色くなった葉を落とす、と実に事もなげな返事。
何のことはない、ごく身近に竹林がある環境に育ちながら、
今のいままで竹の紅葉と落葉の時期を知らなかっただけ、
というオチでした。
そうですか、竹落葉は季語ですか…。
注意力も無ければ学も無いという悲哀をダブルで痛感。
昨年豊作だった筍ですが、今年は細いのが多くいまひとつだった模様です
もうひとつ。
先の週末あたりから、山から時折セミの鳴き声が
聞こえてくるようになりました。
暑い日が何日かあったとはいえ、少々早過ぎるセミの声に
またも小さな違和感。
子供に訊いたところ、晩春から初夏にかけて成虫になる
『ハルゼミ』というのがいるんだそうで。
松林に生息する種で、季語の松蝉はこのセミのこと。
もちろんそれも知らなかった…。
ウツギはそこここで花盛り
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