冬の里のうた
ながながと川一筋に雪の原
せきれい一羽尾を振りてをり
雪をふんで林に入りし今は何の
ためらひもなく鉈打ちふるふ
山じまひ春まで無事にゐてくれと
帰りつ振り返る吾が窯の屋根
落葉の埋めて遠き峠路を
町より急ぐ里のたそがれ
吾が家の昔語りも聞き馴れて
灰書きしつゝ祖父と炉による
子を寝かせ暫し言なく針運ぶ
義姉と二人の夜の静けさ
「せせらぎ」より
かなり冷え込んだ日もあったものの、
今は雪もなりを潜めています。
それでもやっぱり冬の日本海側特有の
どんよりした日が多いです。
短歌の良し悪しはまるで分かりませんが、「せせらぎ」から
冬の歌をいくつか選んで掲載させていただきました。
戦後間も無い頃の、寒い冬の日々が浮かんでくるようです。
うまく撮れているカメラがいいんだ。
と言ったらセンスがいいんだと横から声
正月の月に煙が出るかな。
投稿: 小谷利一 | 2009年12月29日 (火) 07:34
ありがとうございます。
家人からは「写真がヘタ」といつも言われているので
なんとなく救われました。
カメラはもうちょっといいのを買おうか検討中です(笑)
投稿: 管理人 | 2009年12月29日 (火) 11:38