川上通信: そろそろ冬支度

　
そろそろ山の紅葉も盛りを過ぎ、

山裾のイチョウもそこかしこで落葉してきました。

瀬津亡※１まで犬の散歩に行ったところ、

谷のとば口に生えているカリンの実が誰にも拾われず

辺り一面に落ちています。

この実は固くておいしくないのか、猿も食べないようです。

ここに来る途中、柚子に似た木のトゲに

カエルが早贄になって刺さっていました。

先週父が名田庄で買ってきた自然薯にオマケで付いてきた

ヌカゴ※2を塩で炒って初めて食べてみました。

まさしく皮付きイモの食感と味。

見た目はイマイチですが割とおいしい。

でも冷めない内が華。

自然薯も昔は山へ掘りに行ったそうですが、

20〜30年くらい前から猪が軒並み食い荒らすようになり、

なかなか口に入らないものになっています。

スーパーで売っているナガイモとはレベルの違う強烈な粘度は、

他に代るものが無いだけに残念。

もうすぐ11月も終り。

今年も残すところ１ヶ月となりました。

さて、いつスタッドレスに替えようか・・・。

※１せつぼ：中村区の共同墓地になっている小さな谷
※２ムカゴのことをウチの親はこう呼んでいる
　　一般的かどうかは不明

川上通信