秋の大祭り
10月15日は新鞍神社の大祭りの日。
“大”祭りといっても、近年は船も出店も無いのが常態化していて
年番さん数名で幟を立て、宮司さんが儀式をされる
ひっそりとしたものです。
参加するのは区長さんや氏子総代などの
役員さんと年番さんたち。
私が子供の頃は、大太鼓を載せて杉葉で飾り上げた船を、
大太鼓を打ち鳴らしながら上方から神社まで
大勢で曳いて歩くのを毎年のように行っていました。
小学校もこの日は半ドンだったように思います。
青壮年が皆区外へ働きに出るようになり、
そこに区の高齢化も加わって、平日の区内に残っているのは
大半が高齢者です。
必然的に以前のような区をあげての祭りを行うことが
難しくなり、祭りの規模は縮小しました。
佐分利地域の祭りは程度の差こそあれ、
ほぼ同じような状況ではないでしょうか。
長いこと途絶えていた船を復活させた大祭りは
3年前の平成18年のこと。
ちょうど10月15日が日曜日に当たる年で
9月には悠仁親王殿下がお生まれになられており、
盛大に祭りを行う絶好の条件だったといえます。
逆に言えばそれぐらいの年でないと、
再び船を出すほどの気運は高まらないということか・・・。
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