« 谷に流れる御詠歌 | メイン | 地元産しいたけ »

2009年10月16日 (金)

秋の大祭り

Img_3343

 

10月15日は新鞍神社の大祭りの日。

 

“大”祭りといっても、近年は船も出店も無いのが常態化していて

年番さん数名で幟を立て、宮司さんが儀式をされる

ひっそりとしたものです。

参加するのは区長さんや氏子総代などの

役員さんと年番さんたち。

 

私が子供の頃は、大太鼓を載せて杉葉で飾り上げた船を、

大太鼓を打ち鳴らしながら上方から神社まで

大勢で曳いて歩くのを毎年のように行っていました。

小学校もこの日は半ドンだったように思います。

 

青壮年が皆区外へ働きに出るようになり、

そこに区の高齢化も加わって、平日の区内に残っているのは

大半が高齢者です。

必然的に以前のような区をあげての祭りを行うことが

難しくなり、祭りの規模は縮小しました。

佐分利地域の祭りは程度の差こそあれ、

ほぼ同じような状況ではないでしょうか。
  

長いこと途絶えていた船を復活させた大祭りは

3年前の平成18年のこと。

ちょうど10月15日が日曜日に当たる年で

9月には悠仁親王殿下がお生まれになられており、

盛大に祭りを行う絶好の条件だったといえます。
 

逆に言えばそれぐらいの年でないと、

再び船を出すほどの気運は高まらないということか・・・。

 


トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.mitelog.jp/t/trackback/403720/21981321

秋の大祭りを参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿