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斯くして十年間ばかり苦労を共にして来た
バケツの水汲みもお別かれとなって、
文明の有難さを味わう事になった。
僕が肺浸潤という色気の無い病気入院中、
おかあさんが此のような立派なポンプを
据付けて呉れたのである。
津田式の最新型で、科学工業の機械のような形ちである。
僕が入院中、水汲番が居ないものだから
たまりかねて買ったらしい。
たかかっただろうねーと、おかあさんにきいたら
お前は心配するのでないよ、と言った。
僕は頭が下がったままだった。
H17.7.3 善琢
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