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2009年7月 6日 (月)

お風呂(七)

Furo_07

“あと三回はこべば一ぱいになるぞ

今日はお母さんが近くにいるから、火も焚こう


好い天気は井戸水をこうして毎日まいにち

家と風呂とに運んでいた。

仕方の無い事であった。

やはり世の中は金だ、金が有りさえすればどうにでも成る。

銭だ、銭だ。銭を儲けてやる。

何に糞敗けるものかと働いた、働いた。

でも一升袋は一升、かへって悪くなった。

体が一人前になってないのに、無理がたたって

病気になってしまった。

舞鶴の市民病院に入院することになった。

 

つづく
H17.7.2 善琢

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