公民館(木炭倉庫)二
出来あがって完成祝いだと言う処で
区民からクレームが付いた。
屋根の出、いわゆる庇が少ないと言うことになって
もめ始めた。
現代の姉歯問題と同じである。
設計が悪いか、大工が悪いか、監督責任か、色々と揉めた。
全く同じような問題だった、うやむやに終ってしまった。
責任の持って行き場所が無かったのである。
かくて入り口の前側は農業共同組合として購買部が陣取り、
奥は川上の区事務所となり、区長が事務をとるようになった。
二階は大広間で集会所となって発足したのである。
其処で何か記念になることと考えたのが、
興業師を連れて来て余興をやろうとなった。
助の義夫さんと、やけ谷の一男さんと、私と三人で催した。
つづく
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