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2017年9月 4日 (月)

明治の石積えん堤(3)

明治期に施工された川上の二大砂防えん堤

妻谷尾鳥岩2号堰堤[追記]

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妻谷尾鳥岩堰堤

 

県道からだと雑木と雑草に遮られ、この砂防施設の状況はよく分かりません。
そこで対岸(右岸)の作業道から砂防へ行ってみることに。

 

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目的地の鳥岩は、瀬津亡(せつぼ)の獣害柵ゲートの先

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5分ほど進むと杉林の向こうに2号堰堤の石積が!かなり立派!

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苔と雑草に覆われた石積

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一段目が石積、小段をはさんで2段目が土堤(流路付近は石積で、一部コンクリート被覆あり)

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小段の少し上に土堤を横断する管渠があり、今も水が流れていた。えん堤法尻から伸びる導流提らしき石積の上には、苔むした集水ますと水路が残っている。
田んぼをしていた頃はここから農業用水を取り入れていたようだ。

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2号堰堤のすぐ下流には2.5mほどの落差工があり、水は左岸側から張り出した岩を伝って落ちている。
落差工と岩の間は張コンクリートの斜路が設けられているが、躯体とは隙間が空いた状態になっている

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落差工のコンクリートが剥落して石積らしきものが一部露出している。
ここは石積堰堤をコンクリートで補修したように見える。

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露出した石積

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2号えん堤の流路は自然岩の渓流を利用している(写真中央の大岩から左側にえん堤が伸びる)

 

R0011336 右岸側からみたえん堤天端

↓ 断面のポンチ絵 ↓

toriiwa2.pdfをダウンロード

 

この堰堤は雑木を伐採して県道からの眺望を良くすれば、それなりに見応えのある姿になりそうです。下流側の構造物がコンクリートで補修されているのが少し残念。

(続く)

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