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2017年9月25日 (月)

明治の石積えん堤(6)〜番外〜

R0011389永谷のあそこ、なんとなく石積だったような…

 

 

稲刈りが概ね終わり、彼岸花が咲き、随分過ごしやすい気候になりました。

以前逆谷を見て回った時、馬こかしの上流あたりでコンクリート躯体ではない砂防を見たような…気がしたので現地に行ってきました。
永谷坂の県道脇なので、とても行きやすい場所です。

 

R0011384

あった!

…が、エッジの立った水通し、そして水抜き穴。
これは空積みではなく練積みの模様。
ということは明治時代のものではなさそう。

 

R0011365

左岸側に竣工碑がありました。
昭和11年竣工です。

さらに上流にあるコンクリートのえん堤は「永谷第二堰堤」と銘板にありましたので、この練石積えん堤は「永谷第一堰堤」になるのでしょうか。けれど残念ながらここは番外です。

 

R0011379

R0011369

 

R0011363

R0011375

えん堤に取り付いている護岸の背後に大穴が開いていました。
護岸の基礎が流出してしまい、そこから吸い出しを受けているようです。
一応後日区長さんに報告。

 

 

R0011388

ついでに馬こかしのロックシェットを出てすぐの県道暗渠部分です。
ここが詰まると県道がダムになるだけに、さすがに大きな断面。
そうそう来ることもないだろうと思い撮影。

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コメント

続屋、小生名、・・・
川上の小字名 もう一回出してもらえませんか。
初めて見せてもらって吃驚して書留忘れましたので。
                   日誠

早速の返信有難うございました 川上の村の中をヨッチラ
ヨッチラ散策している気分になっております  ただ高尾は的場の橋から清源までかなーと思っておりますが

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