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2011年12月14日 (水)

愛宕さん

Img_3345

 

ここのところ仕事で佐分利の谷という谷をめぐり歩いている。

その折、同じ川上区内とはいえこれまで縁のなかった

上方の愛宕さんの参道に偶然山中で出くわしたので、

後日改めて登ってみた。

 
愛宕さん」といっても明治末期の合祀政策によって

新鞍神社に合祀されているので、

正確には愛宕神社跡ということになる。

参道の登り口は民家の裏手になるので判りにくいが、

道そのものは電力会社の鉄塔管理に使われているために

荒れておらず歩きやすい。

150mほど歩くと落葉の積もった山上の広場跡に出て、

その奥に小さな祠がポツンと建っているのが見える。

合祀されて久しいだけに祠が残っていたのは意外だった。

家々の“じのっさん”とかわらない、ごくささやかな

手作りの祠だが、朽ちて雪で潰されずに

(あるいは元の祠は既に潰れたのかも知れないが)

こうして今も建っているということは、

近年までひっそりとお祀りされていたということだろう。

祭神は火の神様、火之夜藝速男神。

その昔、上方ではこの広場で火勢をあげていたそうだ。

 

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愛宕さんを参照しているブログ:

コメント

伊予門山の愛宕さん、お久しぶりです
祠が残っているとは、吃驚しております。
近ければ、この落ち葉を踏んでみたいです。

コメントありがとうございます。

道がしっかりしていて歩きやすいので、山裾から祠までは5分かからないくらいだと思います。

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