桃の節句の雪
•••寒い。
一、二日で消える程度と思っていた桃の節句の降雪が、
予想外の粘りをみせた。
さすがに二晩雪の日が続くと、景色は真冬に逆戻り。
路面は除雪してあるけれど、路肩はくるぶしまで埋まる深さ。
暖かかった先の日曜がうそみたいな寒の戻りに、
開きはじめた梅の蕾もさぞ寒かろう。
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•••寒い。
一、二日で消える程度と思っていた桃の節句の降雪が、
予想外の粘りをみせた。
さすがに二晩雪の日が続くと、景色は真冬に逆戻り。
路面は除雪してあるけれど、路肩はくるぶしまで埋まる深さ。
暖かかった先の日曜がうそみたいな寒の戻りに、
開きはじめた梅の蕾もさぞ寒かろう。
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啓蟄も過ぎたというに、暇のない大雪の便りに仰天して
おります。
昨夏の高温といいこの冬の豪雪といい、異常な季節の連
続に転変地異の兆しでは、と穿った不安の滑稽さに苦笑
もしばしば。
適度というあやふやな数量基準の有り難さを、これほど
までに意識する季節も希なこと。
そういえば、今日の東京も薄っすらと、適度な雪景色で
す。聞こえて来る子供たちの歓声も、風情に感嘆する大
人の声も、豪雪に悩む方々の心情を思うと、共感にも戸
惑いを覚えております。
どうか、爛漫の春が駆け足で訪れますように祈るばかり
です。
投稿： 岩崎武次 | 2011年3月 7日 (月) 14:51