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2010年5月16日 (日)

最後の炭焼き窯? その二

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2日見ていなかったら、木立てが終わっていた
窯の腰高に切り揃えた原木がぎっしり詰め込まれている


木立て

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整形した窯の中に木を立てて詰める作業。
原木は窯と直接接しないよう藁で編んだムシロでくるまれる。
立てて詰めた原木の上にさらにドーム状に原木を盛り、それが天井の型枠になる。
詰め込んだ木々は窯が最初に焼きあげる炭でもある。

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きれいに並べてドーム状に盛られた原木

これにムシロを掛けて天井の土を盛っていくのだが、
まずは天井の基部となるムシロの周囲をひたすら叩く、打つ!

 

天井かけ

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なにか墳墓のようでもある

少し土を盛り上げて、再び打つ!
この作業がいい加減だと天井が弱くなり、窯の寿命に影響するそうで、
本来なら天井を盛って火を入れた後も三日ほど打ち続けるそうだ。
地味な作業だが、おろそかにできない工程である。

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叩き作業のために打ち棒(正式名称不明)を増産中

窯うちだけでなく土間や囲炉裏作り、豆の脱穀など様々なことに使った必須道具で、作る人によって細部やフォルムが微妙に違う

 

火を焚いて乾燥

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上の写真の日の翌朝、窯に行ってみると天井はすでに完成、焚き口に火を入れて乾燥工程に入っていた。
杉葉の煙がもうもうと小屋の中に立ちこめている。

窯の口で火を焚き、時間をかけてゆっくりと土を乾燥させていく。
乾くまで毎日朝・昼・晩と木をくべに来るのである。
だいたい二十日ほどかかるそうで、これが終わらないと炭焼き工程に入れない。
今は5月の中旬、最初の炭が焼き上がるのは6月になる。
真新しい炭焼き小屋(炭焼き屋敷といってもいいぐらい立派だが)の梁や柱も、そのうち煤とタールで真っ黒になりそうだ。

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火をおこした直後だったので、小屋の中は煙が充満してとてもけむい・・・
乾燥が進むと盛った土が白く乾いていくそうだ

 

これでしばらく大きな進展はなしということで、
続きはまた後日・・・

 

この天井かけの作業や茶摘み、淳先生のアトリエなど川上の二日間の様子を、FBCテレビの『ふれあい若狭』が取材されています。(みなさま田植えで忙しい時期に取材協力ありがとうございました)
放送は6月6日(日)17:00〜17:30の予定で、時期的に最初の炭が出来上がる頃です。

放送日は6月13日に変更になるそうです。

 

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