芽吹き
4月10日 しばらく山歩きから遠ざかっているせいで、
すっかり存在を忘れていた裏山のたらの芽。
家族の指摘で食べ頃になっていることに気づく。
去年は12日に摘んだので、二日早いタイミングである。
タケノコは例年より一週間ほど早く顔を出し始めたが、
先っぽが軒並みイノシシに喰われている。
人間が食べられるのは食べ残しと、
幸運にもシシに見落とされたものだけ。
家で食べるぶんには仕方ないと諦めもつくけれど、
これでは売り物になるはずもない。
たらの芽は天ぷら、先っぽが残念なタケノコは煮物でおいしくいただきました。
4月11日 しとしと雨の降る夜、
今年はじめてのカエルの合唱が聞こえる。
それを聴いていると、あれ?もう田植え済んだ?と
錯覚してしまうような。
街道の桜も終わり、山の木々も芽吹き始め、
ここにきてようやく新しい年度の始まりを実感した。
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