生活改善委員会
2月28日、御婦人方を交えての生活改善委員会会議
遅くまでありがとうございました
“生活改善委員会”
こう書くと何やら色々問題が渦巻いているような感じがありますが、
特にそういうわけではありません。
区民の高齢化を見据えた生活改善案を今のうちに策定しようという
区長さんの声かけで、区民から8名の委員が指名され、
これまで月1〜2回会議を行ってきました。
委員会での主な議題は葬儀・法事などの負担軽減。
こういう儀式・行事は単に宗教的な意義だけでなく、親戚間や区内の
交流を促進し、互助意識を再確認できる側面もあって、
田舎ではとても重要なものです。
しかし互助制度で成り立っているだけに、高齢者世帯が増えるにつれ、
慣習に則って執り行うままでは負担が増えていく、
という心配も出てきました。
年配であればあるほど“ちゃんと務めなければ”という意識が強いのです。
比較的若い世代からすれば、今の生活にそぐわない部分や、
もう少し合理化できそうな内容があるのもまた事実です。
もちろんそれは、これまでに積み上げられてきたものへの
無理解・無関心からくるものもあるのでしょうが・・・。
こうしたことは以前から言われてきたことですが、
これまでの付き合いとの兼ね合いもあって、なかなか共通意識として
定着せず、区内だけでも結構な温度差がありました。
ここらで区内での葬儀・法事、年番や歩きさん等の申し合わせ事項を、
区民の合意のもとに取り決めて負担の軽減を図り、
住みやすいムラにしましょう、というのが改善案の趣旨です。
2月4日に年配の方々と和尚さんらに、28日の夜には
区の御婦人方数名にもお集まりいただき、委員会でこれまでに
まとめた改善案についてのご意見を伺いました。
御婦人方の反応はおおむね上々、ですが強制力のない申し合わせ事項を
周知徹底できるのか、あまり強引な決定は個人の気持ちや
儀式本来の意味を軽視することになって反発を招くのでは、という
不安と危惧も無きにしもあらず。
今後の予定では、今回の協議を踏まえて各改善案を修正し、
14日の区総集会で是非を問う予定となっております。
広く区民に周知されることが重要ですので、
皆さまお誘い合わせの上、ご参加くださいませ。
※長くなってしまったので今回は文字を小さくしました。
見にくかったらゴメンなさい。
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