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2010年3月 4日 (木)

啓蟄の憂鬱

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ふきのとうの花
2月も中旬にかかる頃には、ふきのとうも食べ頃になっていました

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気がついたら猟期も終り、はや3月。

今年の冬は雪が少なく、これで山歩きには絶好の時期到来。

川上中のお地蔵さん画像をコンプリートするため

放置中の吹切峠や上坂・下坂にも登る必要があるのですが、

しばらくはまとまった時間がとれず、停滞中。


ここいらの雪が少なかったのは、それはそれで結構なこと。

しかしこうなると心配なのは獣害。

鹿の弱点は大雪、積雪のヌルかった今年はかなり活発に

里まで下りて来ていて、日中でも山裾から鳴き声が聞こえてきます。

ぐるりと柵で囲った裏山の果樹エリアにも

どこからか進入しているようで、首の届く範囲の葉が

今年も盛大に食害中。

この調子だと稲の苗にまで被害が及ぶかも・・・

ということで、父母は電気柵の高さを上げる相談をしています。

物入りです・・・。


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柵の支柱がわりにしていたビワの木も鹿に喰われ、デロデロの無残な姿に
まあこれは支柱にしているこちらも悪い・・・
実は毎年熟す前に猿にやられるので、もはや期待されていない
餌を用意してやっているようなものだから、もう切ったら?という声まで出てきた

 

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皮の分厚い夏みかん系は猿のお気に召さないようで、いくつか落とされるがまだ残っている
葉は毎年鹿の首が届く範囲が坊主になる


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ビワの木が喰われた一週間後、裏山の木柵の背後にさらにテープによる柵が追加されていた
木柵は間伐材を製材したときに出る端材が材料
テープによる防御エリアはこのまま奥まで続いていて、一帯をぐるりと囲んでいる
これから出てくるワラビやゼンマイを鹿から守るための備えである
人間はルールに縛られ、ひたすら専守防衛

 

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コメント

ふきのとう きれいに撮れています。
一眼レフでがんばります。

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