ゼンマイとその他の山野草
知り合いからゼンマイを頼まれているので
その分は採っておかないと休めないようです。
収穫はウド少々にゼンマイがテンゴ一杯分、それとワラビ。
ウドは酢味噌和えでその日の食卓に。
ワラビは鍋で灰をふりかけ、熱湯を注いで蓋をして約20分。
水洗いの後、食べやすい大きさに切って
サラダにするのが最も好きな食べ方。
シャキシャキと歯ごたえが良く、
少しねっとり糸を引くのがおいしい。
去年は胡麻ダレをかけてましたが
いつの間にかマヨネーズになってました。
山菜の食べ方は家それぞれにあると思います。これはウチの話。
ゼンマイは沸騰するお湯で約2分茹でたあと
筵に広げて天日干し。
茹で上げる頃合いは、茎を曲げてみて
折れなくなればOK。茹ですぎ注意。
一日目、まだ緑色が目立ちます。これが日に当ると赤くなっていきます。
茹でた次の日の天気が肝心で、晴れないと良い物になりません。
本来は干していく行程で綿を取るのですが、これは前日が雨だったのでその間に取ってあります。
二日目、赤くなってきました。つぶさないように軽くもみながら干す。
最終段階、すっかり乾いて縮れてます。たくさん採ってもどんどん縮んで軽くなる。
父がもんだ分は力を入れ過ぎたようで茎が潰れてしまい、「こんなん売り物にならん」と小言をくらっていました。
ちなみにコゴミは川上では食べません。
土手には食べ頃のイタドリも生えていますが
これも同様。ただ子供の頃は学校の帰り道に
土手に生えているイタドリを採って、
かじりながら家に帰った記憶があります。
「塩をかけるとウマいんや」と上級生の誰かが言いますが、
そんなものを携帯している小学生がいるわけもなく、
いつも皮をむいてそのまま食べていました。
昨年かじってみましたが、決して美味しいものではなかったです。
山を越えた上林ではイタドリを料理して食べるようです。
10年前から両親が裏山で育成中の山葵、川砂利じゃないので葉山葵用。
以前古くなった沢庵を近くに捨てたら、塩気のせいか見事に枯れたとか。
5年かかってここまで復活。
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