新鞍神社(あたぐらじんじゃ)
新鞍神社は川上と三森の堺となる字神水に鎮座し、両区を氏子区とする神社です。
明治44年に、川上区内の愛宕神社(字向曲里)、稲荷神社(字野瀬)、山神神社(字山神)、
三森区の八幡神社(字上野)とその境内社だった山神神社の五社を合祀しました。
その後昭和27年に宝尾神社(字宝尾)も合祀され、現在に至ります。
新鞍神社の創建年代は不詳ですが、若狭国神名帳に正五位賊掠明神と記載の社とされていて、
944年以前からの由緒ある古社です。
南径山東西寺新鞍大権現といわれた時期もあり、そのほかにも盗掠、棟梁、阿多倉などの字を
当てた記録もありますが、明治になって現在の“新鞍”に一定されました。
お祀りされている神様は、
主祭神:大国主命(おおくにぬしのみこと)
合 祀:火之夜藝速男神(ひのやぎはやをのかみ)〜愛宕神社
豊受姫尊(とようけびめのみこと)〜稲荷神社
大山祇尊(おおやまつみのみこと)〜山神神社
応神天皇〜八幡神社
神産巣日神(かみむすびのかみ)〜宝尾神社
末 社:稲荷神社 豊受比賣命(とようけびめのみこと)
となっています。(参考文献:福井縣大飯郡誌 昭和6年)
本殿向かって左の境内社については文献に記載されていませんが、山神神社とされています。
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