菅の坂 〜菅を越えて古和木宮の谷へ〜
菅待坂(菅の坂)すげまちざか・すげのさか
(ふるさと探訪 第三回 川上の坂道より抜粋)
田井谷林道終点から古和木谷の小川を渡り、九右工門山から山を登り、山の神谷を更に登って、峠に至り、古和木の菅へ越え、古和木集落の山ノ口神社の所へ出る。
昭和20年前後に川上の人達が菅の山へ製炭に通った道である。(三谷大衛さん、松野梅春さん、前田善琢さん達が製炭に従事されていた)菅待谷は、その昔、菅原道真公が九州へ流される折、通られた道といわれている。
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この峠道を川上では現在“すげまちざか”、“すげのさか”と呼んでいます。“菅坂”という表記も見かけますが、同名の峠が綾部〜舞鶴間にあるのでここでは除外します。
金久昌業著「北山の峠」ではこの峠道について、“菅の坂(一名:萱待坂)”との記述がありますが、萱をすげと読むのは無理があることから、この頁では原文のまま「菅待坂」としました。(編)
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