たぶんハリギリ
父がタラの芽と一緒に、似たような芽を山で採ってきた。
「トゲ生えてて似たような木やったし、食べられるかな」と思ったらしい。
で、コレ何やろ?と訊いてくる。
タラの芽と同様に樹皮に鋭いトゲがあり、木の立ち姿も似ている。
ただこちらは先端の芽の他に脇に複数の芽が出ている。
葉の形は明らかに違う。
父が知らない山のモノを、こちらが知っているはずもない。
ネットで検索すると、〝ハリギリ〟という植物に似ている。
他所ではタラ、コシアブラと同様に山菜として食用されているモノらしい。
この辺りではあまり食べ物として認識されていないと思う。
少なくともウチではそうだ。
そもそもタラの芽やふきのとうすら、以前は食べる習慣がなかったけれど。
で、折角なのでタラの芽と一緒に妻に調理してもらった。
タラよりだいぶエグ味が強かったらしく、少し長めに下茹でしていた。
生でかじってみたらしい。
タラの芽より緑が鮮やか。
食べてみるとタラの芽より苦味が強く、少しクセがある。
良く言えば、より春を感じる風味。
タラの芽との差を感じられて面白く、オーソドックスに天ぷらでも良さそう。
ただ、あんまり沢山はいらない。
その後、翌日も腹痛や体調に異常なし。
推測どおりハリギリで合っていたと思う…。
不審者以来覗いてませんでした。
ドローン素晴らしいですね。
これからも楽しみにしています。
投稿: よしたか | 2020年4月15日 (水) 20:26