山ノ口講と新年会
本来の山丿口講は旧暦の12月9日か?
1月10日は公民館にて山ノ口講と新年会。
この準備に各組から三名づつが当番に出ていただき、
区役員らとテーブルを並べたり
食事やお酒の用意をすることになっています。
山ノ口講は山の神様に感謝を捧げる儀式です。
壇上に掛軸をかけ、お供えをして
導師役を筆頭に参加者一同で般若心経を唱え、
それが終わると、お供えの生米とお神酒をいただきます。
農業と林業で生計を立てていた山あいの集落では、
山と生活は切っても切れない関係でした。
ひとり奥山に分け入って炭を焼いていた時代は
遠く過ぎ去ってしまい、我々の世代の多くが
普段山へ入らなくなりましたが、
儀式はこうして今も続いています。
いつ頃の写真なのか(昭和20〜30年頃?)、青年団による区共有山間伐時の記念写真
今年の導師は孫右衛門さん
山丿口講のあとは新年会で、今年は46人の方々にご参加いただきました
今年一年が実り多き年でありますように
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