盆踊り〜その2〜
晩ごはんが終わって一息ついたあたりで、盆踊り会場になっている分校のスピーカーから風に乗って聞こえてくる音頭。大して踊るわけでもないのに、子供の頃はこれがはじまると急にそわそわしてきたのを覚えています。このあたり、世代は違えど善琢さんの絵手紙と同じ。
街灯の下にカブトムシが来ていないか、注意深く見回しながら分校へ向かいました。
さて時はいつの間にか過ぎ去り、すっかりおっさんになった自分が盆踊りを準備する側になっています。
昔と比べて地域共同体としての一体感が薄れ、娯楽も多い昨今、なるべく大勢の人に来ていただくために、ビンゴやゲームをしたり、バザーを企画したり。歴代の役員さんは色々工夫されてきました。
その一方で肝心の踊りは少しずつ脇に追いやられて、行事の形骸化が肌で感じられるのは寂しい限り。だからと言って盆踊りのないお盆というのもちょっと考えられません。
昔は盆踊りも二日間あり、9月には宮さんの祭りでまた踊り、他の日にも踊っていたようです。
そんなたびたび踊っていれば、そりゃ踊りも覚えるわな・・・。
かく言う私も子供のときに学校で習ったおおい音頭くらいしか覚えていないので、エラソーなことはとても言えないのです。
今年はあまり例を見ないくらい涼しいお盆。
最初は踊りが好きで思いきりのよい人がパラパラと踊るだけで、なかなか輪が出来上がりません。
役員でもあるので、恥ずかしながら見様見まねで踊ってみます。
前の人の動きを凝視しながら踊っているとほかのことを考えなくなるので、危うく写真を撮り忘れるところでした。
いつの間にか踊りの輪が出来上がっていて、さらに区長さんの声かけで、周りで見ている人も加わり、さらに大きな踊りの輪になっていました。
最後の踊りの輪を二階から撮ってみたけど、暗くてあまりわからない。約130人の方にご来場いただき、盛会のうちに盆踊りを終えることができました。
7時から始まった壮年会のバザーの様子
おかげを持ちまして完売しました。出品していただいた方には、谷口石和商店の500円商品券を進呈。
盆踊りお疲れ様でした。
翌日(15日)の昼前に実家へ里帰りした時にはもうすっかり片付いてましたね。
久しぶりに川上へ帰ったわけですが、もうすぐ6歳になる我が息子が大喜びで川遊びやセミの抜け殻とりに夢中になっているのを見ると、やはり川上の血を感じずにはいられません。(普段から虫捕りは大好き)
でも、自分が子供の頃には家の周りの水路には“イモリ”がウヨウヨいたのに最近はまったく見かけなくなったのは残念です。
ちなみに我が息子、家の庭で採取した沢山のセミの抜け殻を17日の月曜日に誇らしげに保育園に持って行きました(笑)
追伸:「川上通信」応援してますんで、今後ともがんばってください!!
投稿: 久右衛門のおじぼん | 2009年8月18日 (火) 19:55
コメントありがとうございます(笑)
盆踊りのかたづけは大抵その夜のうちにしてしまうので、次の日にもういつもの公民館です。
川遊び(イモリ遊び)が好評だったようで何より。
見かける生き物の種類は減ってしまったものの、幸い川上にはまだ川に降りて遊べるところが何箇所もあるので、いつでもどうぞ。
投稿: 管理人 | 2009年8月18日 (火) 21:11