マムシグサ?
内谷所(うったんじょ)にて・・・
山でよく見かける毒々しい茎の植物が畑に植えてある。
マムシグサも畑だとずいぶん太くなるんだなあ、
でもこれ食えるの?、何のために畑に??
疑問に思ってよくよく見ると、葉の具合がちょっと違う。
マムシグサの葉はなぜかキッチリ2枚と決まっている。
調べてみたらどうやらこれ、コンニャクらしい。
恥ずかしながら植えてあるのは初めて見た。
大きなイモがとれるまで数年かかり、
寒さに弱いため冬は掘り上げて貯蔵し、
春になるとまた畑に戻す。
花は5〜6年目に咲くという。
花が咲くとイモがなくなってしまうので
普通3〜4年目に収穫する。
熱帯原産の作物だけど強い日光に弱い。
葉に傷がついただけでも病気になるほどデリケート。
“素人お断り”の香りをムンムン漂わせる作物である。
普段なにげなく、有難がりもせず食べているコンニャクだけど、
知らないところで知らない誰かが手間をかけて育てたものだ。
写真は三週間ほど前に撮ったもの、
ずっと猛暑が続いているが大丈夫だろうか。
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