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2010年8月 4日 (水)

マムシグサ?

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内谷所(うったんじょ)にて・・・

山でよく見かける毒々しい茎の植物が畑に植えてある。

マムシグサも畑だとずいぶん太くなるんだなあ、

でもこれ食えるの?、何のために畑に??

疑問に思ってよくよく見ると、葉の具合がちょっと違う。

マムシグサの葉はなぜかキッチリ2枚と決まっている。

調べてみたらどうやらこれ、コンニャクらしい。

恥ずかしながら植えてあるのは初めて見た。

大きなイモがとれるまで数年かかり、

寒さに弱いため冬は掘り上げて貯蔵し、

春になるとまた畑に戻す。

花は5〜6年目に咲くという。

花が咲くとイモがなくなってしまうので

普通3〜4年目に収穫する。

熱帯原産の作物だけど強い日光に弱い。

葉に傷がついただけでも病気になるほどデリケート。

“素人お断り”の香りをムンムン漂わせる作物である。

普段なにげなく、有難がりもせず食べているコンニャクだけど、

知らないところで知らない誰かが手間をかけて育てたものだ。

写真は三週間ほど前に撮ったもの、

ずっと猛暑が続いているが大丈夫だろうか。

 

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コンニャク

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こちらがマムシグサ
どちらも同じサトイモ科


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