平成21年度、最後の行事
営農組合の倉庫で看板製作
淳先生に区の入口に立てる看板を描いていただきました。
当初はお願いして文字だけ描いてもらうつもりだったのですが、
「それだけでは格好にならんやろ」と、字の周囲に
川上の風景を即興で描いてくださることに。
看板本体は渡辺鉄工、杉皮葺きの屋根は
林明会製作のハイブリット。
看板には「気ぃつけて行きなあれよ」と
「ごくろさんやったのぉ」の文字。
朝、出掛ける人にかける言葉と、帰ってきたときにかける言葉。
どちらもこの辺の年寄りが普通に使う言葉です。
「気ぃつけて行かんせよ」というのもありますが、
より柔らかさの感じられる「行きなあれよ」の方にしました。
おおい町近辺の方言は、まあソフトな部類だと思ってますが、
若い人はあんまり使いません。
数年前からたのしい村づくりの会の活動に参加したり、
昨年は区の役員だったのもあって、
ここのところ年上の方と喋る機会が多くなりました。
その影響がモロに出たのが、この佐分利弁・川上弁。
日常の口調が、いつの間にか地元言葉に
染め上げられている・・・
職場でもナチュラルに使っているような気がする・・・
とは言え、「いえ、結構です」とか
「いやいや、構いませんよ」と言うよりは、
「だんねえ、だんねえ」と言うほうが、同じ意味であっても
まろやかで冷たい感じがしなくていいな、と思うのです。
看板は3月22日に老人会・壮年会の協力で新鞍前に立てられました。
花の苗も植え付けて、雰囲気もちょっと華やかに。
作業に参加された皆さま、おつかれさまでした。
なぜだろう、軽トラがずらりと並ぶさまは心躍るものがある
作業のあとはみんなでシシ鍋
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