永谷坂を美しく
若狭地域不法投棄廃棄物の撤去作業
作業の前に壮年会長があいさつ
4月12日(日)、永谷坂の不法投棄廃棄物の撤去作業が行われました。
川上壮年会と若狭地域廃棄物不法処理防止連絡協議会の共催によるもので、桜吹雪の舞い散る中、公民館のグラウンドに壮年会の一同が大集結。谷底の大きな廃棄物を引き上げるため、ユニックも動員した総勢60名の大掛かりな撤去作業となりました。
(壮年会46名、協議会7名、町生活環境課2名、県土木事務所2名、県健康福祉センター3名)
これまでも毎年山水倶楽部が夏に空き缶拾いを行っていましたが、谷底の大きな電化製品やタイヤなどには手をこまねくばかり。今回の撤去作業は区から町へ要望を出した結果、区民主体の作業を条件に実現に至ったものです。
作業は何箇所かに分かれて、県道縁から谷底までの範囲に散らばる空き缶、弁当のトレイ、電化製品、フトン、タイヤなど、ありとあらゆる廃棄物を集めて回って大きなズタ袋に入れ、クレーンで吊り上げて回収を行います。ところが、一箇所のゴミを引き上げるだけで一時間以上かかってしまい、他の箇所の引き上げ作業はほぼ人力に頼ることに。現場は急斜面の上に、谷底までは結構な高低差があります。斜面を上り下りしての作業は大変しんどいものでした。
女性陣は別動隊で、道沿いに落ちている空き缶、空き瓶などを回収して回ります。山水倶楽部男衆のアバウトな作業と違い、こまやかな回収作業には感心するばかり。たくさん用意していたゴミ袋はあっという間に無くなり、公民館まで取りに走る場面もありました。
谷底から拾い集められた不法投棄物は県道沿いの数箇所にまとめられ、業者さんによって運搬撤去されました。ちなみにこの日の撤去総量は約2.1トンでした。
参加された皆様、大変お疲れさまでした。会員の皆様には、予想以上に大勢の方に集まって頂けましたこと、厚く御礼申し上げます。
そして、お昼からは壮行会員でバーベキュー。
桜舞い散る公民館にて親睦のひとときを楽しみました。
(川上壮年会)
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